ロープ登りは上半身の引く力を鍛えるには効果的で壮快! だが,やはり・・!?

rope climb exercise(@takoburito - stock.adobe.com)

ロープ登りは,小学校の体育館や柔道場,消防士の訓練などで見かけて,実際にやったこともある方もいるかと思います.
レスリングや柔道といった格闘技種目の引く力や握力のトレーニングで積極的に取り入れられています.
なかなか出来る場所が少ないのですが,フィットネスクラブでもロープを使ったトレーニングが出来るところ増えてきたので,機会があれば是非挑戦してください!
ただし,適切な準備を忘れないように注意を!

効く場所はやはり背筋

近場でロープ登りが出来る箇所があったので,筋トレ1年くらい経ったころに挑戦しました.
7~8mくらいのロープだと思います.
最初は腕だけで登る感覚がなかなか掴めなかったのですが,小指と背中を意識することによってスルスルと登れるようになりました.
やはり効くのは,引く力.私には特に,脇の下で背中よりあたりの筋肉に効きました.
なかなか意識するのが難しい場所だったので,ロープ登りでようやく意識できるようになった感じです.

グローブは必須!

グローブは必ずしましょう.準備できるのであれば,野球のバッティンググローブが最適です!
素手でやると,やはり手のひらが痛いです.
続けていくと,手のひらの皮がペリペリと向けてちょっと辛かったです.

そこで,普段ダンベルトレーニングに使用している筋トレ用のウェイトリフティンググローブを使ってみました.
手のひらの痛みも無くなり,快適に登れていたのですが,気づいたらどこかから流血・・・.
ウェイトリフティンググローブは,指の半分くらいまでの物です.
そこを支点(?)にして小指外側の爪の境目が裂けて流血していました.
ロープ登りは,小指にぐっと力を入れて登るのですが,そのときにグローブのあるところと無いところで差が強調されてしまったようです.

けど,なんとか続けたいと思い,グローブを用意しました.
一つは黄色い革手袋で,もう一つは野球のバッティンググローブです.
野球のバッティンググローブは,柔道の野村忠宏さんがブログでお勧めしていたので,かなり期待.

まずは,黄色い革手袋ですが,手のひらの痛みは無くなりました.
ただ,滑る.かつ,手サイズが合っていなかったのもあり,中で指が動く.
この二つに気をとられて,登るどころではありませんでした.

続いて,野球のバッティンググローブ.
サイズはぴったりのを購入したので,内部で指が動くことはありません.
ロープを握った感触は,吸い付くような感じで滑ることが一切無いです.
もちろん,手のひらの痛みもありません.
バッティンググローブとは,こんなにも性能が良い物かと感動したところです.

登った後は慎重に降りよう!!

2~3ヶ月も続けると,頂上まで登れるようになります.
なかなかの達成感を得られます.
けど,達成すると他の欲も出てくる物.
体操の選手などを見ていると,降りるときもそのまま腕だけで降りてきます.
調べてみると,降りるときは効く筋肉が変わるとか.

早速,たいして考えもせずやってしまいました.・・・やってしまったのです.
頂上まで登って,さあ!1,2,と交互に腕を下げて,あまりにもの痛みに耐えられずに,そのまま飛び降りました.
・・・危なかったです.下にマットを引いておいて良かったです.

上腕三頭筋,腕の後ろ側にえげつないほどの刺激が入りました.入りすぎでした.
けど,そのときは,「おお,今まであまり負荷をかけていなかったところだ!」などと喜んでいました.
そりゃそうです.上腕三頭筋を鍛える種目はやっていなかったので..
そして,日を改めて3日目のロープ降りのトレーニング.
左腕の上腕三頭筋周辺に終わった瞬間から激痛が.しばらく動かせなかったです.

その後,ロープ登りは一切やっていないのですが,5ヶ月経過した今でも痛みが残っています.
日常生活や筋トレ生活には影響していませんが,ちょっとした拍子に痛みが走ります.
どこが痛んでいるのか,いまいち分かりませんが
そんなこんなで,皆さん,気をつけましょう.

いまいち,ロープ登りを勧めているのか,そうでないのか分からない内容ですが,左腕が完治したらまた挑戦したいと思っています.

以上,よろしくお願いいたします.
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