フルスクワットをやっているつもりになっても,深さが足りないときがあります.
そのようなときは,アンダーソン・フルスクワットでフォームを見直しましょう.
一度やるだけでも,深さをしっかりと取れるようになります.
アンダーソン・フルスクワットとは?
アンダーソン・スクワットという言葉はありますが,アンダーソン・フルスクワットという用語はありません.造語です.
通常のスクワットはバーベルを担いで立った状態からスタートして,しゃがみ込みます.
しかし,アンダーソン・スクワットは,しゃがみ込んだ状態からスタートして,立ち上がり,またしゃがみ込んで終了となります.
したがって,ストップバーにバーベルをセットしてからがスタートとなります.
このとき,ストップバーを太ももが床と水平になる位置にセット(パラレルスクワット)するのが通常のアンダーソン・スクワットです.
ここで,せっかくだからパラレルじゃ無く,フルスクワットの位置にストップバーをセットしましょう,というのがアンダーソン・フルスクワットです.
アンダーソン・フルスクワットをやり始めた経緯
バーベルスクワットで高重量を求め続けていました.
2018年9月に60kgからスタートして,いろいろ試して,2019年1月には115kgまで担げるようになりました.
しかし,担げるだけで,徐々にしゃがみ込む深さが浅くなっていってました.
けど,高重量を担ぐことによる腹筋の強化にを魅力を感じていて,そのまましていましたが,ちょっと膝に違和感が出てきてしまいました.
そんな状況で,V-スクワットをやってみたら思ってた以上に腰の調子が良かったです.
それならば,いっそフルスクワット!?と思って,まずはフルスクワットに挑戦してみました.
重量は凄く落ちて80kgになりましたが,なんとかフルスクワットができそうだな,という状況でした.
ただ,やはり深さが気になるので,今回のアンダーソン・フルスクワットをやってみることにしました.
アンダーソン・フルスクワットの結果
直前に,フルスクワット(のつもり・・・)で85kgを担いでやっていました.
なので,80kgでアンダーソン・フルスクワットに挑戦しました.
通常通りバーベルを担いで,ストップバーまで下ろします.
そこで,ぐっと腹圧かけて,あげ・・・あげ・・・あがりません・・・・・.
そのまま,安全バーにかけたままで終わりました.
フルスクワット(のつもり・・・)の状態から,おそらく5cm位下のストップバーに下したのですが,びっくりしました.
70kgまで落として,なんとか10×3回できました.
ただ,それも,安全バーにぶつかったら直ぐ上げるという感じです.
ほんとは,安全バーで確実にストップさせるべきだったのでしょうが...辛かったです.
けど,フルスクワットのフォームをしっかりと見直すことができました.
フルスクワット(のつもり・・・)ですでに内転筋に効いていたのですが,今回のアンダーソン・フルスクワットで,内転筋のさらにお尻側まで効きました.
深くしゃがめているのだと思います.
次の日は,普通に歩いているだけで,内転筋が動いているのがわかる感じでした.
いいです.
ガーミン活動量計でスクワットの回数をカウントしています.(参考:スクワットの深さはガーミン活動量計でチェックしよう!)
スクワットの深さが足りないときは,カウントしてくれません.
今回のアンダーソン・フルスクワットですが,残念ながら一切カウントしてくれませんでした.
おそらく,深さの問題では無く,ストップバーに下ろすので,ノーカウントとなってしまうのではないかと思います.
アンダーソン・フルスクワットではなく,フルスクワットにしたら5回でも確実にカウントしてくれました.
やはり,深さがカウントの目安になっているようです.
ガーミン活動量計・・・・,厳しいです.
アンダーソン・フルスクワットの今後
一回しっかりとやったおかげで,フルスクワットのフォームを見直すことができました.
ただ,毎回やるのは辛すぎる気がします.
なので,重量を上げて,フォームが気になるときに取り入れようかと思います.
気になるのは腹筋と太腿四頭筋です.
フルスクワットなので,扱える重量が下がったため,腹筋がちょっと弱くなりました.
さらに,太腿四頭筋への刺激も減っています.
太腿四頭筋への刺激は,V-スクワットを補助種目として取り入れれば良いかと思います.
腹筋はどうしようか悩み中です..