業務用の体組成計Inbody370と,家庭用の体組成計インナースキャンデュアル RD-503で体重,脂肪量,筋肉量の変化を測定しました.
家庭用の体組成計は,ばらつきが大きいようですが,月単位での変化をみるなら十分であることが分かりました.
腕や脚の筋肉量などの部位別の結果を求めないなら,家庭用の体組成計で十分傾向が分かるようです.
家庭用の体組成計で測定していきたい経緯
大手のフィットネスジムにあるInbody370で体重,脂肪量,筋肉量を測定して筋トレとダイエットの進捗を確認していました.
しかし,年末から24時間営業のフィットネスジムに変えたため,Inbody370での測定が出来なくなりました.
ただ,1回に千円ちょっと支払えば,測定は出来ます.
そこまでする価値があるかどうか,家庭用の体組成計インナースキャンデュアル RD-503の測定結果と比較しました.
体重,脂肪量,筋肉量の測定方法
業務用の体組成計Inbody370は,トレーニング直前の9時30分くらいに週1回のペースで測定しました.
家庭用の体組成計インナースキャンデュアル RD-503は,起床直後に測定しました.こちらは思いついたときに測定しています.
比較するのは,9月1日から12月10日までです.
測定回数は違いますが,日ごとの変化量は比較できそうです.
業務用と家庭用の体組成計の比較
まず,業務用の体組成計Inbody370の測定結果です.
体重と脂肪量は右肩下がり,筋肉量は多少ですが右肩上がりになっています.
続いて,家庭用の体組成計インナースキャンデュアル RD-503での結果です.
こちらも,体重,脂肪量,筋肉量の傾向は変わりません.
ただ,筋肉量は大きさがかなり違います.
これは,インナースキャンデュアル RD-503の筋肉量が,以下の引用文に示すように,内臓や体水分も含んでいるためです.
ただ,知りたいのは絶対値よりもトレーニングでどの程度変化したかなので,気にしなくて良いかと思います.
弊社体組成計で測定いただける筋肉量は、一般的に筋肉と呼ばれる「骨格筋」のみならず、平滑筋(内臓など)や体水分も含んでおります。
申し訳ございませんが、弊社体組成計で表示する「筋肉量」から骨格筋に関する数値を計算することは出来ません。
タニタ よくある質問より https://tanita.zendesk.com/hc/ja/articles/360001105648-筋肉量が思ったよりも多く表示されます-
それでは,グラフにも書き込んでありますが,体重,脂肪量,筋肉量の日ごとの変化量を並べた表になります.
体重と脂肪量の日ごとの変化量は,業務用と家庭用どちらも見事に一致しました.
家庭用の方がばらつきは大きいように見えますが,日ごとの変化量として見た場合には業務用に遜色ありません.
筋肉量の方も,絶対値は違っていますが,変化量でみると0.001 kg = 10 g単位での精度で一致していると見なせます.
素晴らしいです.
体重,脂肪量,筋肉量の測定方法の今後
家庭用の体組成計でやっていきます.
毎日,起床直後に測定していきます.
日々の結果に一喜一憂することなく,月単位で考えていこうと思います.